プラセンタ注射とは?基本や効果リスクや副作用についても解説|プラセンタ注射なら白金台のNAG整形外科

プラセンタ注射とは

プラセンタ注射の基本と効果

プラセンタ注射とは、ヒトの胎盤から抽出した成長因子・栄養素を体内に注入する施術です。胎盤とは、妊娠中の胎児を栄養し老廃物を取り除くための器官であり、豊富な栄養素が含まれます。このプラセンタエキスを体内に取り入れることで美容効果や健康効果が期待されており、皮膚代謝の促進や疲労回復などが報告されています。

プラセンタ注射の効果的な利用方法

プラセンタ注射の美容効果とは

プラセンタエキスに含まれる成分が肌の血流を改善して皮膚の代謝を促し、シミやシワの予防、肌のハリや弾力の維持に役立ちます。
(※効果の現れ方には個人差があります)

プラセンタを投与することで、メラニン色素の生成を抑え、皮膚のターンオーバーを健やかに保つ効果が期待されます。コラーゲンの生成をサポートするため、肌のハリや潤いを保つことにも役立ちます。また、抗酸化作用を持つため、肌トラブルに悩まされている方の選択肢の一つとなる治療と言えます。
国内で承認されているプラセンタ注射の効能効果は更年期障害や慢性肝疾患の改善ですが、当院では患者様のご要望に基づき、自費診療として肌のコンディション維持を目的とした施術を行っています。

プラセンタ注射の健康効果とは

プラセンタは肝機能改善薬としても用いられています。肝臓は体内の老廃物処理に関わる重要な臓器です。その肝臓の働きを支えることで、有害物質の貯留を防ぎ、疲労改善に役立ちます。

プラセンタ製剤は元々、肝機能改善薬として開発されました。肝臓は体内の老廃物処理に関わる重要な臓器です。アルコールの分解を含め、体内に存在する種々の不要な物質の分解・解毒作用を持っています。その肝臓の働きを支えることで、慢性肝疾患における肝機能の改善に用いられるということです。なお、当院において自費診療として行う疲労改善や二日酔い対策という目的については、国内では医薬品としての承認は受けておりません。

プラセンタ注射のリスクと副作用

プラセンタ注射の副作用

一般的に、プラセンタエキスの接種による大きな副作用はないとされています。この安全性の高さがプラセンタの特徴の一つです。ただ、ヒトの胎盤から抽出した成分を用いているため、プラセンタ製剤は法律上、「特定生物由来製薬」と呼ばれる感染のリスクがある製薬に位置付けられています。

実際には、細胞成分を含まず、安全な工程を経て出荷されている製品ですので、こういった感染症の報告はありません。ただ、感染リスクが完全には否定できない特性上、度でもプラセンタ注射をした方は一生涯、献血することが出来ない決まりとなっています。

プラセンタ注射の推奨頻度

プラセンタ注射の持続期間には個人差がありますが、数日から数週間と言われています。そのため、効果を持続されるためには定期的な注射が推奨されます。

プラセンタ注射の安全性について

プラセンタの原料は、健康で感染症にもかかっていないヒト胎盤です。そのため、大きな副作用がないことが特徴です。注射部位の赤み、腫れ、かゆみといった、注射に伴う一般的な症状が見られる場合がありますが、一時的です。

なお、これまでプラセンタ注射を受けた方は生涯にわたり献血ができないこととされていましたが、2026年秋頃からは献血が可能となる予定です。
参考;https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70274.html

プラセンタ注射の結果と効果の持続期間

プラセンタ注射の効果の実感までの期間

プラセンタ注射の効果は個人によって異なりますが、一般的には4-5回目から効果を体感するとされています。但し、効果の持続は一般的に数日程と言われており、そのため、週に1回ほどの頻度で注射される方が多いです。

プラセンタ注射が始まった歴史的背景

プラセンタを医薬品として用いた歴史は意外に古く、古代エジプトや中国、ギリシャなど、様々な文化圏で使用に関する報告があります。

一方で、近代的なプラセンタ注射療法は、日本が発祥とされています。第二次世界大戦後、1950年代に肝機能障害への治療目的でプラセンタ製剤の開発が行われ、その後、世界中で注目を集めるようになりました。

プラセンタ注射の種類

厚生労働省から医薬品の認可を受けているのは、「メルスモン」と「ラエンネック」という2つの製剤です。両者は、その製法に違いがあります。

メルスモンは、加水分解法(酸を用いて胎盤の細胞膜を分解し抽出する方法)で精製されています。組織呼吸を促進する作用があり、更年期障害や乳汁分泌不全の治療等にも用いられます。

一方、ラエンネックは分子分画法(特殊なフィルターを使い、必要な成分を壊さないよう抽出する方法)で精製されています。肝機能の改善等に用いられ、それぞれの製法や特徴に応じて医師が判断し、使い分けを行います。

プラセンタは内服も可能か

プラセンタ成分は内服によっても摂取することができます。しかし、内服の場合は消化器官での分解を受けやすいため、注射に比べて吸収率が低くなります。それに対し、注射の場合は直接血流に乗るため、成分の吸収率が高まります。

自由診療(自費)に関する重要事項】

本治療は健康保険が適用されない自費診療(自由診療)となります。

  • 費用(税込)
    ラエンネック 1A 990円(税込) / 2A 1,650円(税込)/ 3A 2,640円(税込)
  • 主なリスク・副作用
    注射部位の赤み、腫れ、硬結、一時的な頭痛、アレルギー反応。また、ヒト組織由来の成分であるため感染症リスクを完全には否定できません。なお、これまでに本施術を受けた方は献血ができないこととされていましたが、厚生労働省の方針変更により、2026年秋頃からは献血が可能となる予定です。
  • 未承認医薬品等であることの明示
    本治療に用いられるメルスモン・ラエンネックは医薬品医療機器等法において「更年期障害」「慢性肝疾患」等の効能・効果で承認されていますが、美容・疲労回復目的での使用については国内未承認の目的外使用(自由診療)となります。

プラセンタ注射についてよくある質問と回答

Q: プラセンタ注射は痛いですか?

A: 製剤そのものに特別強い痛みはありません。

Q: プラセンタ注射は他の美容施術と併用できますか?

A: 一般的に他の美容施術との併用は可能ですが、医師に相談することをおすすめします。

NAG整形外科でプラセンタ注射をご希望の方は
下記よりご予約ください。

記事の執筆者

南雲 吉祥

NAG整形外科院長:南雲 吉祥
整形外科専門医、スポーツドクター。元は整形外科領域のがん治療医として活動。その後、米国で再生医療の研究に従事する。渡米中のケガをきっかけに、スポーツ医学の重要性を認識。帰国後、スポーツ外科医に転身する。
現在、アスリートを血液解析と再生医療を用いた医療技術でサポートする、「アスリートサポートプログラム」を展開中。紹介ページはこちら

参考文献

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参考URL

厚生労働省 ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用