医師紹介

院長:南雲 吉祥

医学博士/日本整形外科学会専門医/
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

整形外科領域のがん治療医として国内の専門施設に勤務。
米国では再生医療の研究に従事する。
米国在住時に経験した自身のケガがきっかけとなり、当時打ち込んでいたクロスフィットやボクシングへの完全復帰に時間がかかった経験を持つ。この際に受診したスポーツ整形外科の“安静を勧めるだけ”の診察に疑問を感じ、スポーツ医療にはアスリートの立場に立って「今は何ができるのか」「どのようなスケジュールでどんな治療が考えられるのか」といった、具体性を持った診療が必要不可欠であると痛感。
帰国後から、アスリートを血液解析と再生医療を用いた医療技術でサポートする「アスリートサポートプログラム」を開始し、現在も複数のスポーツ団体のサポートドクターを務めている。
2023年6月、東京都港区白金台に、整形外科の専門クリニック「NAG整形外科」を開院。
診療と併せ、自身もオリンピックリフティング、格闘技(グラップリング、ボクシング)の練習に励んでいる。

略歴2011年 東邦大学医学部 卒業
2013年 東邦大学大橋病院 整形外科
2014年 江戸川病院 整形外科
2015年 埼玉県立がんセンター 整形外科
2016年 がん研有明病院 整形外科
2018-2020年 米国アイオワ大学 医用生体工学 研究員
2020-2022年 近畿大学形成外科学講座 国内留学
2023年 NAG整形外科 開院

再生医療顧問:井上 肇

再生医療という学問分野が確立されていない1987年から、組織再生技術の実用化に取り組んでいました。国内初の自家培養表皮細胞シートの量産化に成功し、この培養表皮を用いた再生医療技術による重度熱傷患者の救命に携わりました。
近年は、糖尿病患者等に頻発する難治性の皮膚潰瘍の多血小板血漿(PRP)を用いた再生医療技術による治療法の開発をおこない、2020年に多血小板血漿( PRP)処置として国内初の再生医療手技の保険収載を実現しました。
このPRP療法は整形外科領域の関節並びに関節周囲の組織再生にも大変有効で、アスリートの関節や腱・靭帯の治療に治療できるばかりでなく、中高年に頻発する関節障害の治療も可能にしています。
薬剤師が最も得意とする創薬技術や治療技術を駆使して、現在は PRPや表皮細胞のみならず、各種体細胞・体性幹細胞を用いた再生医療技術の提供も可能にし、患者様の要望や症状に応じた細胞の提供と再生医療の提供ができます。まさにオーダーメード治療をNAG整形外科において提供しています。

略歴1980年 星薬科大学 卒業
1980年 薬剤師免許
1985年 星薬科大学・大学院 修了
1985年 薬学博士号
1987年 聖マリアンナ医科大学 形成外科 助手(現:助教)
1989年 同 形成外科 講師
1990年 医学博士号
2006年 同 形成外科 助教授(現:准教授)
2009年 同 形成外科・寄附部門 講座代表
2014年 同 形成外科・寄附部門 特任教授
2022年 同 形成外科・客員教授 
現在に至る
所属学会日本炎症再生医学会 功労会員
日本創傷治癒学会 功労会員
日本組織移植学会 評議員
日本形成外科学会
日本臨床薬理学会
日本再生医療学会